タクシードライバーの給与制度は3パターン

タクシーなどのドライバーの求人には、固定給制、歩合給制、固定と歩合を合わせた形の給与制の三つのパターンがあります。固定給は稼働に関わらず決まった収入があるもので、安定した収入を得ることができます。歩合給は、完全歩合制もありますが、おおよそ最低賃金程度の基本給が設定されていることが多くなっていて、そこに自分が稼いだ金額に応じた取り分が加算されるというものです。こちらは頑張ったら頑張っただけ収入が増えるというメリットがありますが、逆に思ったように稼げなかった時には収入が少ない状態になってしまうというデメリットがあります。実際に多くのタクシー会社で採用されているのは併用型です。固定給制よりは少ないですがある程度の額が安定して入ってくるとともに、自分の頑張りも反映されるという点で受け入れられているといえます。

収入に直接かかわる歩合率をチェック

では、歩合制の場合、ドライバーの取り分というのはどのくらいなのでしょうか。一般に歩合率は50~60パーセントというところが多くなっています。たとえば、東京から箱根まで、約3時間で3万円ほどと仮定した場合、それだけでその日の収入が15000円程度にはなることになります。もちろん、そのような仕事に頻繁に巡り合えるというわけではありませんが、高収入が期待できるという可能性は感じられると思います。給料は毎月の売り上げに歩合率をかけて計算されるので、売り上げが多ければ必然的に手取り額も増えてきます。会社によって歩合率が違っていたり、歩合分は賞与などに反映されないということもあるので、事前に確認しておくことが必要です。

愛知のドライバーの転職は、大手の運送会社や地域に密着したタクシー会社だけでなく、一般企業や介護施設など様々な職場の中から選ぶことが可能です。